アクリル板 下処理 プライマー処理

アクリル板へのインクジェット印刷において、「インクがうまく乗らない」「印刷面が剥がれる」「印刷後にムラが出る」といった課題に直面されたことはありませんか?

その原因の多くは、印刷前の下処理(プライマー処理)が不十分であることに起因しています。
当社では、シルクスクリーン方式による高精度なプライマー処理の受託をおこなっております。月産数千枚レベルの量産にも対応しており、高品質かつ安定した仕上がりを実現いたします。

さらに、印刷後の加工工程であるレーザーカット時に焦げが発生しにくいプライマーを使用しており、外観品質にもこだわった製品づくりを可能にしています。

グリムファクトリー独自の下処理技術

低温乾燥システムにより、薄いアクリル板でも反りの無い下処理を実現

板厚:1mm~2mm程度

サイズ:A4サイズ程度

シルクスクリーン方式による高精度なプライマー処理

当社では、印刷前の下地処理としてスクリーン印刷によるプライマー塗布を行っています。一般的な手塗りやスプレーと比較して、スクリーン印刷は以下のような特長があります。

  • 均一な塗膜厚と高再現性:毎回同じ品質の塗布が可能
  • 高速処理による量産対応:月産数千枚のスケールでも安定稼働
  • 印刷面の高い密着性:印刷後の剥がれや耐久性低下を大幅に防止

使用するプライマーは、UVインクジェット印刷に最適化されたアクリル板専用タイプ。印刷後の擦過試験でも高い耐性を示しており、販促物・工業部品・什器など多用途で採用されています。

インクジェット印刷まで一貫対応も可能

印刷前処理に加え、当社ではフルカラーのインクジェット印刷まで一貫対応しています。

下処理から印刷までをワンストップで行うことで、色ムラやインクの密着不良といったトラブルを回避。工程間での移送リスクもなく、納期短縮やコスト最適化にも貢献します。

焦げが出にくい特殊アクリル材料を採用

インクジェット印刷の美しさを最大限に活かすためには、印刷後の加工品質も非常に重要です。特にレーザーカットにおいては、焦げや黄ばみが発生することで仕上がりの美観を損なうケースが少なくありません。

当社では、以下のような特長を持つ特殊アクリル材料を採用しています。

  • レーザー加工時の焦げ・変色を抑制
  • カット断面が美しく、後加工の必要が少ない
  • 透明度や印刷面との相性も抜群

この素材と当社の下処理・印刷技術を組み合わせることで、見た目にも美しく、印刷品質も高いアクリル製品を提供可能です。

活用事例と用途例

当社のサービスは、以下のような多様な用途にご活用いただいています。

用途例説明
販促用POP、店舗什器フルカラー印刷で高級感あるディスプレイが可能
ノベルティ・記念品企業ロゴやデザインの印刷+名入れ加工対応
工業用プレート識別ラベルや各種表示板への高耐久印刷
美術・インテリア素材アクリル作品への高品質印刷とクリア加工

他にもアクリルへのシルクスクリーンでこんなこともできます。

ご依頼の流れ

  1. お問い合わせ・ヒアリング
     用途・サイズ・数量・印刷内容などのご要望をヒアリングいたします。
  2. 試作・サンプル作成
     必要に応じて試作対応可能。印刷品質や加工性をご確認いただけます。

よくあるご質問(FAQ)

Q:最低ロットはありますか?
A:小ロット(1枚)から対応可能です。お気軽にご相談ください。

お問い合わせ・ご相談はこちらから

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